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ほとんどの人が知らない!?足の重要性とオーソティクス

ほとんどの人が知らない!?足の重要性とオーソティクス

2025/05/19

足の構造と役割

人の足には、片側だけで28個の骨が存在しています。両側で56個となり、全身の骨の約1/4を占めています。そして、55の関節が存在し、これらの関節が、立っている時や歩いているときなど、動くときに調和のとれたさまざまな運動を行うことで、私たちは安全に、快適に歩くことができます。

歩く際の足の役割は大きく分けて3つあります。

1、歩いているときの衝撃を吸収する。

2、効率よく前に進む力を生み出す。(ロッカーファンクション)

3、さまざまな地面の形状に足を適合。
 

これら3つの役割を果たすために、足の多くの骨や関節、靭帯、筋肉が協調して作用することで、適切に機能しています。
足の機能は、多くの骨・関節・靭帯・筋肉の繊細な相互の連動と、それをコントロールする神経の働きで成り立っています。そのため、ちょっとしたことで、そのバランスが崩れてしまうことがあります。一度崩れると、足の違和感をはじめとして、立ち姿勢や歩き方など全身に影響が波及し変化が起こります。
そして、徐々にそれがひどくなると、痛みやシビレ、疲れやすさや浮腫みなど、具体的な症状が生じてしまいます。
一度崩れてしまった繊細な機能的なバランスは、元の状態(理想的な状態)に戻すことは簡単にはいかないことが多いですので、悪い状態に至る前に予防することが足のケアでは重要となります。
では、足の機能的なバランスが崩れてしまうのを予防するためには何ができるのか?
その手段としてインソールの使用」「靴の見直し」「足の機能改善(整体)が効果的と言われています。
今回のコラムでは、その中の「インソール」について詳しく説明していきます。

日本で浸透していない「足」の重要性

肩こりや腰痛・膝の痛みなど、身体の多くの症状は「足の歪み」と関連していることをご存じですか?
人が1歩踏み込むごとに、足には体重の約1.5倍の負担がかかるとされています。つまり、毎日男性は663t・女性は457tもの負担を足にかけ続けていることになります。(平均体重と1日平均歩数から計算)

こうした事実があるにも関わらず、いまだ国内で身体の悩みと足の関連性を理解している方は多くありません。

もちろん、インソールだけですべての症状が緩和できるわけではありません。インソールで足をしっかりと補正した状態にして、それでも足りない部分は靴を見直したり、施術でリハビリをしたりするなど、治療は小出しにせず一気にやった方が理想的ですし、いい結果にもなることも多いです。ただ、時間がなく通院が難しい方やどうしてもリハビリが苦手な方は、せめて靴とインソールの見直しはしましょう。

参考文献:The effectiveness of shoe insoles for the prevention and treatment of low back pain: a systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials Vivienne Chuter, Martin Spink, Angela Searle & Alan Ho BMC      Musculoskeletal Disorders volume 15, Article number: 140 (2014)

足のよくある病態 症状と影響

足の骨格構造が崩れることで、さまざまな症状が出ます。
ここでは、その中のいくつかの疾患を紹介します。

・外反母趾

親指が「くの字」に曲がってしまっている状態で、進行性の疾患になります。
一番の原因は「遺伝」です。ヒールの高い靴やつま先の細い靴を履くことで、外反母趾になってしまうと思われがちですが、裸足の民族でも外反母趾の人が見受けられるように靴がすべての原因ではなく、遺伝した足の構造によって起こることがほとんどです。そして、外反母趾は「進行性の病気」のため、足の過回内と呼ばれる状態や靴からの影響によってもどんどん悪化してしまいます。

【南⼤⻄洋の島の住⺠を対象とした研究報告】
・靴を履かないで暮らす人たちの外反母趾の有病率は2%以下
・靴を使用している高齢者では男性で約16%、女性で約48%が外反母趾を発症

この研究では、女性の外反母趾は
・女性ホルモンの影響で足の関節が柔らかく変形しやすいこと(遺伝やホルモンバランス)
・履いている靴の形

上記が大きな要因であると考えられています。

つま先がとがった靴を履くと、母趾(足の親指)の指先が第2趾(足の人差し指)の方に押されてしまうことで、変形をしやすくなります。
ですので、外反母趾は「遺伝的・内因的要素」を基盤に発生し、靴など「外因的要素」によって悪化が進行してしまう疾患であることが考えられます。
また、かかとの高い靴は歩くたびに先端(前側)に足が滑り落ちてしまうことで、つま先が強く押し付けられてしまい、⾜が変形しやすくなります。
外反母趾は、早いケースでは子供での発症も見られますが、一般的には50歳以上の女性に多く、加齢とともに増加していくと言われています。

・足底筋膜炎(足底腱膜炎)

足底腱膜炎とは、足の裏が痛くなる疾患で、約10パーセントの人がなっていると言われています。
この症状で、整形外科や接骨院を受診している人も多いのではないでしょうか?

実は、この足底腱膜炎は、治療家でも誤った認識をしている人が多いです。
・ずっと炎症しているから痛い
・骨棘(かかとの骨が棘のようになったもの)が痛みの原因
・扁平足が原因
など、いまだに誤解されていることが多く存在します。

皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、足にはアーチ構造というものがあり、
「内側縦アーチ(土踏まず)」「外側縦アーチ」「横のアーチ」の3つが存在します。(※足底腱膜炎に大きく関わってくるのは内側縦アーチです)
本来、これらが互いに機能を発揮することで歩行時の衝撃を吸収したり、横への動揺を抑えたり、前に進む力を生み出したりしてくれます。
しかし、過回内と呼ばれる足の骨格構造が崩れた状態により、アーチが崩れてしまうと、うまく衝撃吸収ができず、足底腱膜と呼ばれる足裏の組織に負担が高まってしまい、痛みなどの症状の原因となります。


~~~~~~~~~~~~~~~~↓↓  医療従事者向けの詳細  ↓↓~~~~~~~~~~~~~~~~
足底腱膜炎は、繰り返しの力学的負荷により足底腱膜(PA)と踵骨の付着部に微小外傷及び変性が引き起こされることで痛みが発現する病態であり、腱・靭帯付着部症(エンテソパチー)の1つであるとされています。
発症初期は足底腱膜(PA)と踵骨の付着部の微小外傷が病変として現れますが、
進行に伴い変性所見・肉芽形成・石灰化・骨化といった病理学的変化がみられるようになります。

足底腱膜炎の病態に関する臨床解剖学的研究】では、腱膜付着部は、組織学的に線維層-非石灰化線維軟骨層-石灰化線維軟骨層-骨層の順に配列された4層構造を呈していた。とされており
別の研究でも、足底腱膜炎の病態は線維軟骨を含んだ腱膜付着部の変性である。と報告されています。(熊井ら)
また、X線像で骨棘がみられることもありますが、これは圧迫力を主な原因として起こる付着部での反応性骨増殖と考えられています。

足底腱膜付着部は上記の解剖学的形態の特徴から、「PAからの張力を緩衝する機能荷重応力を分散する機能を有していることが示唆されています。
これらの形態と機能から、
・PAの緊張が亢進 → 腱膜付着部への張力が増強し、腱膜付着部の変性が生じる
・PAの緊張が減弱 → 荷重分散が出来ず、腱膜付着部への荷重応力が上昇し、腱膜付着部の変性が生じる
と推察されます。
つまり足底腱膜炎の病態は、PAの緊張状態から2つに大別でき、異なる治療が必要になる可能性が考えられます。
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足底腱膜炎の特徴的な症状は、
朝の起床後 または 休憩後の1歩目など、安静直後の動きはじめの時に足を地面につけると痛みが出やすいという点が挙げられます。

また、足底腱膜炎の予後は比較的良好であり、保存治療(リハビリ)を行うことで約90%の人は症状が改善することが知られています。しかし、症状が3~6カ月以上持続する場合は、難治性足底腱膜炎と判断し、体外衝撃波治療や手術治療を検討することになります。

手術を避けたい方は、症状が出始めた頃から「リハビリ」「靴の見直し」「インソールの使用」など、
保存的にやれる治療は、少しずつ小出しにするのではなく、一気に全部やりましょう!

参考文献:足底腱膜炎の病態に関する臨床解剖学的研究―足底腱膜付着部の形態と機能に注目して―工藤 慎太郎, 颯田 季央, 小松 真一, 坂崎 友香, 太田 慶一, 浅本 憲, 中野 隆
     Vol.36 Suppl. No.2 (第44回日本理学療法学術大会 抄録集)

・タコ(胼胝)

皮膚の角質が異常に増えてしまう病気で比較的面積の大きな力が、面として足の一部分に集中してしまうことでできます。スポーツなどで手にできるマメのようなものです。本来、足裏は体重を均一に支えているものです。しかし、足の構造に歪みがあると、適切な圧分散ができず、本来かからないはずの過剰な局所圧がかかる原因となってしまいます。

・膝痛や腰痛

膝の痛みは様々な原因があることは周知の事実です。もちろん、膝を構成する組織が損傷することで、痛みの原因自体が膝の関節にあることも少なくはありません。しかし、慢性的な膝の痛みに関してでいうと、多くの方は、膝周りの筋肉や他の関節からの影響で膝に痛みが出てしまっていることが多いです。その1つとして、足の関節の歪みが影響して痛みが出ていることがあります。足の関節に歪みがある状態で、家事・育児・仕事・運動・趣味など、日常生活を過ごしていると、筋肉に負担がかかることで過剰に硬くなり、関節自体に問題が生じ、痛みになります。

腰痛も膝と同じように、腰周りの筋肉が硬くなってしまっている場合もありますし、他の関節からの影響が結果として腰に負担を強いることになり、腰痛が出てしまうことも多いです。股関節や膝関節の動きや背骨の不安定性なども顕著に影響を及ぼすことは言うまでもありませんが、身体の土台となる、足自体に歪みがあることで、全身に負担が波及し、骨盤周囲を含め腰痛に繋がってしまいます。

参考文献:Shoe Orthotics for the Treatment of Chronic Low Back Pain: A Randomized Controlled Trial Jerrilyn A. Cambron DC, MPH, PhD a, Jennifer M. Dexheimer BS, LMT a, Manuel Duarte DC, MSAc, DABCO,      DACBSP b, Sally Freels MS, PhD c Archives of Physical Medicine and Rehabilitation  Volume 98, Issue 9, September 2017, Pages 1752-1762

その他の症状

・肩こり      ・首コリ     ・背中のハリ    ・肩の痛み
・股関節の痛み   ・下肢のシビレ  ・歩行能力の低下、転倒リスク増大
・不良姿勢     ・猫背・反り腰  ・モートン神経腫
・鶏眼       ・角質肥厚    ・巻き爪 
・足のむくみ、倦怠感                       など
 

上記のように、足の骨格構造が崩れてしまうことで、その影響が足だけにとどまらず全身に波及し、様々な症状が起こる原因となります。
もし、何かお身体についてお悩みの症状があるのであれば、足がきちんと使えているか、骨格構造や歪みについて検査を受けてみることもオススメします!

近年の靴の傾向 
靴の主な役割は、そもそも人間にとって「移動手段」であり、靴の原点は移動手段となる足を「保護」し、「機能的」に移動することができるものです。現代の靴は大まかに分類すると「機能性」と「ビジュアル、デザイン性」に別れ、どちらかに偏ると、どちらかを諦めることになるような状況のため、その「バランス」が非常に重要です。

私たちの足の形は1つしかないはずですが、皆さんお持ちの靴を全て見させていただくと、非常に多様なサイズや形状の靴をお持ちであることに驚かされます。

量産型が主流である靴選びは、健康と安全を考える上で非常に重要な要素の一つです。
靴は、足(長さ、幅、容積)にあったものを選び、目的に合致したものを選択し、正しく履きましょう。足に適していない靴の使用は足部のウオノメ(鶏眼)、タコ(胼胝)や巻き爪、あるいは足部の変形の原因となります。不適切な靴を3時間以上履くと足の変形が始まると言われています。特に疾患の既往がある方や、何かしらの症状に対して運動療法を取り入れている方は注意が必要です。

予防と生活習慣

前述のとおり、靴を見直すことはかなり重要です。靴を見直すことができていれば、健康な人はある程度予防ができます。しかし、靴は万能ではないですので、崩れてしまっている足の骨格構造を矯正することはできません。
左右の足の動きに一貫性がなかったり、骨格や筋力に左右差があったりする場合は、靴の見直しだけではなく、よろずや接骨院でも取り扱っているような「オーダーメイドのインソール」を使用することをオススメします。例えば、靴底の減り具合や減っている場所が左右で違う/内側の決まった箇所だけほつれている/穴があいている/真後ろから見た時にどちらかに傾斜している、などが靴に確認ができるようでしたら、足の骨格構造が崩れて動きに問題が出てしまっている可能性が高いですので、是非よろずや接骨院宮前平院にご相談ください。

インソールの重要性

腰痛など、何かしらお身体に症状がありお悩みの方も、そうでない方も、症状の改善や再発予防のために、適切なオーダーメイドのインソールの作成を推奨しています。

アメリカで腰痛ある人に対して、
オーダーメイドインソール「着用する人」「着用しない人」に分けて実験を行ったところ、
『痛みが軽減した、生活での障害も減少した』という結果が出ています。

また、腰痛だけではなく、オーダーメイドのインソールを使用することで姿勢がキレイになったり、フットワークが軽くなったり、力が入りやすくなったりとパフォーマンスアップの側面や見た目にも影響が出ることが多いです。

さらに、妊娠中にもオーダーメイドのインソールは効果的です。妊娠中の女性には、妊婦特有の様々な変化が出ます。例えば、目に見えてお腹が大きくなり、重心の位置が変化することは多くの研究でも指摘されていることですが、筋肉や靭帯の性質にも変化があります。
特に、伸縮性(柔軟性)に変化が出ます。これには「リラキシン」というホルモンが関与しているとされていますが、このホルモンは出産を控えた女性から出るホルモンで、赤ちゃんを産みやすくするために、筋肉や靭帯などを緩める働きをします。
体重が増えることに合わせ、足の筋肉や靭帯も緩くなることで足のサイズが長くなり・幅が広がり、結果としてアーチが潰れやすくなることもあります。
このような身体の変化に伴う足の骨格構造の乱れに対し、オーダーメイドのインソールを使用すると、足が下からインソールで支えられ、妊娠前と同じように正常な機能を取り戻します。「リラキシン」が出ている間は身体の柔軟性が高まっているため、元々身体に歪みがある場合でも、その歪みを一気に正すチャンスでもあります。さらに、妊娠中に腰痛があると出産の時間にも影響を及ぼすことがわかっているので、何もケアをせず、産科医の指示通り運動だけを頑張っているような方には、是非オーダーメイドのインソールを使用していただきたいです。オーダーメイドでインソールを作り、足からの影響が全身のどこかに不具合を出させる前に、しっかりと予防をしましょう!

参考文献:Shoe Orthotics for the Treatment of Chronic Low Back Pain: A Randomized Controlled Trial Jerrilyn A. Cambron DC, MPH, PhD a, Jennifer M. Dexheimer BS, LMT a, Manuel Duarte DC, MSAc, DABCO,      DACBSP b, Sally Freels MS, PhD c Archives of Physical Medicine and Rehabilitation  Volume 98, Issue 9, September 2017, Pages 1752-1762

よろずや接骨院で取り扱う「オーソティクス」

よろずや接骨院宮前平院では、1人1人の足の状態を詳しくみるため、足圧四次元計測機器4DFシステムと呼ばれる専用の機械を使用します。
足圧四次元計測機器4DFシステムを駆使することで、静止時の足の状態だけではなく、歩行時の重心の軌跡も計測します。崩れた足の状態の計測・点数化を行い、その解析情報を基に補正値を算出します。そしてカウンセリングやパフォーマンステストなどを実施したうえで、必要であればオーダーメイドインソールの作成を提案いたします。

よろずや接骨院宮前平院で作成できるオーダーメイドインソールは「靴に入れる」という視点では、一般的に想像されるインソールと類似していますが、実は全く別物です。特に機能性で圧倒的な違いがあります。
足の骨格構造を補正する装具である「オーソティクス」は外出時だけではなく、室内外問わず長時間使用することで、より大きな正しい補正効果を発揮します。

【一般的なオーダーメイドインソール】      【オーソティクス(よろずや接骨院宮前平院)】
✕ 歪んだ足で型を取って作成する。       〇 理想の足に補正
✕ 静止状態で解析し、型を取る。        〇 立位状態と歩行状態を解析
✕ 素材が柔らかすぎる。            〇 最適な硬さの高級素材

よろずや接骨院 宮前平院

「よろずや接骨院 宮前平院」

・住所:神奈川県川崎市宮前区宮前平1-10-1 ティップネス宮前平店3階

→田園都市線 宮前平駅南口から徒歩3分のジムの3階

 

〇営業時間
平日  10:00〜21:00

土曜日 9:00~20:30

日曜日 9:00~18:30
※木曜日のみジムの定休日のため閉院しております。
土、日、祝日なども受付しております。
受付時間に変更もございますので、詳しくは直接お問い合わせください。

 

〇電話番号
044-819-6680
来ていただいた方の待ち時間を最小限に減らすために完全予約制となっております。
ご来院の際はお電話か、LINEからお問い合わせください。

〇スタッフ紹介

 

よろずや接骨院宮前平院 院長

久保 倭夏(くぼ しずか)

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向ケ丘遊園院

院長 本田 翼(ほんだ つばさ)

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セラピスト

飯髙 翔太(いいたか しょうた)

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